Skin care
ニキビ対策はお肌のお手入れから
お顔は常に紫外線や汚れた外気と接しています。日焼け、乾燥はもちろんのこと、ストレスやアレルギーから起きる痒みについ掻いてしまっての擦過など、肌のバリア機能がもっとも損なわれやすいところです。就寝前の洗顔と保湿成分の含んだ乳液や美容液でスキンケアを行い、潤いをキープするようにしましょう。
お顔は常に紫外線や汚れた外気と接しています。日焼け、乾燥はもちろんのこと、ストレスやアレルギーから起きる痒みについ掻いてしまっての擦過など、肌のバリア機能がもっとも損なわれやすいところです。就寝前の洗顔と保湿成分の含んだ乳液や美容液でスキンケアを行い、潤いをキープするようにしましょう。
ニキビをはじめ、肌荒れや吹き出物など肌の状態と食生活は密接に関連しています。主食と副食、乳製品、果物、水分補給などによるバランスのとれた食事は、腸内環境を整えるとともに新陳代謝を促し、ダメージを受けた肌の再生力を高めます。少し気長かも、でもしっかりとした体質改善には日々の食事がとても重要です。
ニキビは思春期だけとは限りません。大人になって発症するニキビも決して少なくありません。それに、ニキビは顔だけでなく、胸元や背中にも発症します。ニキビがひどい状態で容易に完治しないまま放っておくとニキビ痕が残ってしまうことも、そんな状態の場合は、皮膚科専門医の診断と治療が必要です。
ニキビを予防したり、初期のニキビ症状の場合は、自己治療=セルフメディケーションがおススメです。肌ケア品は、お近くのスーパー・コンビニなどでもお手軽に購入できます。ただ、効果・効能が気になったり、ニキビ菌の駆除に効果のある成分を含む医薬品は、薬剤師や登録販売者のいる薬局・ドラッグストアでのみお求めいただけます。
人の皮膚の表面には、多くの毛孔があります。毛孔は、皮膚の表面からすれば無数の窪みです。そこに、皮脂腺から分泌される皮脂や周囲の角質が溜まって凝固した塊が「角栓」です。
皮脂を養分とするニキビ菌(アクネ菌)は、ここで増殖するため、これを抑制する免疫細胞が働いた結果が炎症となります。
「ニキビ菌」という名から、いかにも不潔なイメージがありますが、常在菌の一つで、誰にでも存在します。ニキビ菌は、プロピオニバクテリウム・アクネスというのが正式名称です。通称「アクネ(Acne=ニキビ)菌」とも言われています。
「菌なのだから、殺菌してしまえばよい」と思われるかもしれませんが、ニキビ菌は、異常に増えない限り身体にとって必要な菌でもあります。
大人の方が、「フェイスライン付近に赤い吹き出物ができて、触るとチクチクして痛い」というとき、それは単なる吹き出物などではなく、れっきとした「大人ニキビ」であることを疑う必要があります。
ニキビの発症は年齢性別に関わらず起きます。「思春期ニキビ」も「大人ニキビ」も同じ「ニキビ」ですが、あえて違いをあげるとすれば、皮脂分泌の引き金となるホルモン形成の違いであると言えます。
「大人ニキビ」の予防やケアの方法は、日々のライフスタイルにも深く関わってきます。
「ニキビは顔にできるもの」と思われている方が多いかもしれません。しかし、顔以外にも、胸元や背中にもニキビは発症します。それは、いずれもニキビ菌の増殖を誘う皮脂分泌の盛んな脂腺性毛包のある場所だからです。
顔は日頃から鏡で見られていますが、背中は見落としがちになってしまいます。背中ニキビが知らない間に進行して悪化していたということもあります。入浴時などアンダーウェアを脱着されるとき、チクチクしたり何となく違和感を感じたりしたら、また、何も感じられなくても、姿見などで背中の様子を確認してみてください。